実際に開業した場合、創業準備段階で期待していた強み(メリット)が、必ずしも強みとはならないことが少なからず出てきます。当該事業の経営を通じた経験の蓄積のない創業者にとって、考えていたことと現実が大きく異なることがあるわけです。
<期待通りに強みとならなかった点>
1位:自己資金が豊富
2位:事業に関するアイデア
3位:工場などの設備
4位:事業経営の経験
5位:創業地の立地の優位性
つまり、事業を軌道に乗せ、継続・発展させていくために開業時における創業者には、経営上の困難を乗り越えることができる、知識やノウハウが重要になってくるのです。
※出典:中小企業庁「中小企業白書2002年版」