1986年のピーク時には532.7万社を数えた中小企業数も、2004年では432.6万社にまで減少しています。
長期的な開業率の推移を事業所数ベース、企業数(会社企業数、個人企業数)ベースで見るといずれも低下傾向にありますが、2001年~2004年の期間にはわずかではありますが上昇に転じました。
一方、廃業率の推移を見ると、事業所数ベースでは1989年~1991年に、個人企業数ベースでは1981年~1986年に廃業率が開業率を上回っており、会社企業数ベースにおいても1996年~1999年に同様の結果となっています。さらに、廃業率は近年においても上昇傾向にあり、2001年~2004年の期間には事業所数ベースで年平均6.4%、企業数ベースで年平均6.1%と過去最高の水準となっています。
※出典:中小企業庁「中小企業白書2006年版」