人事制度において最も大切なことは、明確な基準により公正に処遇することです。特に「成果主義」「能力主義」人事制度の場合、各従業員の成果、能力をいかに公正に評価し、納得感のある処遇へと結びつけることが重要となります。
従業員個々の成長意欲を高め、能力開発の方向性を示し、成果創出につながるような人事制度こそが、中小企業の経営体質を強化するとともに、従業員の方々にとっても仕事へのやりがいを感じることができるものです。
◆従業員に求める期待像が明確になっていること
従業員に求める成果、能力といった期待像が明確にされ、それが評価の基
準とされており、しかもその内容が社内でオープンにされていることが重
要です。
◆評価結果が処遇ときちんとリンクしていること
自分の能力を伸ばし、成果を上げることが、そのまま昇進や収入アップに
つながることによって、チャレンジ精神あふれた人材を育成することを可
能にします。それはまた、社内の組織風土の活性化にもつながります。
◆今後の成長目標が具体的に設定できること
各人に評価結果をフィードバックすることにより、自分のどのような行動
や能力、成果が高く評価され、どのような部分が不足しているのかとを理
解していただくことにより、今後どのような努力をすべきか目標設定でき
るようにする必要があります。
◆制度内容が従業員に理解され、納得性があり、公正感が持てること
制度そのものが、どのような目的や視点で策定され、どのような内容にな
っているのかを従業員に納得してもらうことが必要です。と同時に、公正
感が持てる制度でなければなりません。
制度のための制度ではなく、クライアント様の戦略に基づく成果創出・人材育成のため、そして最終目的である業績向上を実現できる人事制度の策定と運用をサポートいたします。
人事評価制度、成果主義賃金制度、教育研修制度、評価者研修 etc